安全のちがい

孫育をする場合、昔と今とでは安全への考え方の違いにつまづく場合があります。いったいどういった違いがあるのでしょうか?

家族といっしょに調べたり話し合ったことをまとめてみました。

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安全のちがい

日本全国の犯罪件数は平成14年をピークに年々減少しているのですが、それでも平成22年と昭和50年とを比べると1.28倍の件数で少なくはありません。(警視庁 犯罪統計書より)

また、昔と今の安全に対する大きな違いと言えば、私たちの子育て全盛期よりも核家族化が徹底して進み、ご近所付き合いが本当に減ったことではないでしょうか。

それでは具体的に、私たちが子育てをしていた時代と今とでは安全に対する考え方はどれぐらい違うのでしょうか?主にお嫁さんと一緒に考えた安全への考え方のちがいをまとめてみました。

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アレルギーに注意!

アレルギーに関しては昔から気をつけられていることではあるのですが、医学の発展によってアレルギーはより危険なものと判断されているようです。

特に食物アレルギーは命にかかわる問題として重要視されていて、平成19年の調査(※)では、小学生は男子が3.0%、女子は2.6%が食物アレルギーだそうで、だいたい1クラスに2人は食物アレルギーの子がいることになります。

1クラスに2人、食物アレルギーの子がいるというのが多いのか少ないのかは人それぞれの価値観によると思うのですが、医学界ではこの人数は多いと判断しているようでして、産婦人科や小児科では子どもに対するアレルギーの怖さについてママたちにこれでもか!というぐらい教え込んでいますので、当然ママたちはアレルギーに対して過敏になっています。

自分の孫はもちろんお友達に気軽に卵入りのお菓子をあげたりするのはやめた方がよいようですよ。

(※)アレルギー疾患に関する調査研究報告書より

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お砂場は危険!?

これも有名な話なのですが、お砂場はあらゆる雑菌がふくまれているので危険ですよとのこと。

どうやら土が少なくなった街に住む猫ちゃんが、ここならオシッコできるにゃ〜ってしちゃうらしいのです。土がないものですから、お砂場に集中するというのですから、なんともお行儀のいい事やらどうしたらいいものやら。

お砂場遊びをしたい場合は、お砂場にカバーがされているところを選んで、ちゃんと安全を確認したのちに、スコップなどの遊具を使わせて遊ぶようにすることをオススメします。

ちなみに、わが家ではお砂場をトイザらスで買ってきて遊ばせるようにしています(近くの公園にお砂場がないからなのですが)。

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写真には気をつけて!

これは、写真を撮る場合も、撮られる場合も気をつけてくださいというお話です。

昔と今の決定的に違う点としてインターネットの普及があります。インターネットは情報が欲しいと思った時に、いつでも詳しい情報が手に入れられる便利なものなのですが、そんな所にわが孫の写真が住んでいる所が分かる状態で流出したときは大変です。変質者に狙ってくださいと言っているようなものです。

そんな状態ですから、写真を撮られる方は心配でいっぱいです。お友達といっしょに写真を撮るときは、いっしょに写る子のパパかママに撮影許可をとるように心がけて、また撮られる場合は、信用できる方と撮るようにすることをオススメします。

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冷暖房に注意!

最近は冷暖房設備が充実していて、逆に温度の変化が激しくなっているようです。

子どもは温度の急激な変化に対応できる体ではありません。OLさんはよく会社の冷暖房に悩まされていると聞きますが、子どもにとってはもはや致命的です。

子どもは風の子と言っていた時期はすでに昔の事で、今は冷房や暖房に対応できるように、夏でも寒さ対策を、冬は暑さ対策ができる服装にしてあげてください。

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暴力絶対反対!

私はもともと子どもを叩く教育はしてこなかったのですが、最近はさらに暴力反対ムードです。

息子は子どもが悪いことをした時には、おててパチンやお尻ペンペンはいいんじゃない?と言っているのですが、やはり暴力はどんどん過激になりがちというのがママ友(ババ友?)との話の結論で、社会の考え方がそういう風になってきているのだなとヒシヒシと感じますので結局やりません。

参考のまでに、私は叩かないかわりに、パパやママ、サンタクロースなど、孫の興味の対象をつかってしつけるようにしています。例えば「あ〜あ、さっきサンタさん見てたよ」などです。(笑)

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お友達の面倒はみてはいけない?

由々しき問題なのですが、お友達の面倒は見てはいけないそうです!なぜって責任が取れないからです。

私は公民館など子どもと親が1対1でいる状態の所にしか孫をつれて遊びに行けないので、よその子の面倒をみる機会はないのですが、息子が公園で孫と遊んでいる時に、ちょっと顔見知りの子が来たので、一緒に遊んだらしいのです。あとはみなまで語らなくても懸命な読者様にはなんとなく察してもらえるのではないでしょうか。

私が思うに、たぶん人のお世話になるのを嫌う傾向もあるのだと思います。

子どもをほったらかしにしている方が、よほど怖いと思うのですが、そう言った場合はお友達にママをつれておいでなど促すようにすることをオススメします。

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夜遅くまで出歩いていい?

腑に落ちないのですが、夜遅くの外出は仕方がないそうです。

今までこれだけ、安全意識が昔よりも高くなってきていますよ〜といった事を書いておきながら、夜間外出についてはすっごくゆるくなっているようです。

特に目を見張るのが塾。塾なら夜9時過ぎに外出していても仕方がないそう。せめて迎えに行こうよ!?と思うのですが、子どもが友達との関係で嫌がるそうです。もちろん住む所によって青少年育成条例もちがいますので、場所によっては夜9時に子どもの外出ができないような所もあると思うのですが、わが家があるエリアは11時までいいんですよね…。

なにか釈然としない…。

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